瞬間判断。
早朝に更新しています。
朝の時間の有効活用は良いですね。
毎日、色々なお店で珈琲を飲みながら練習の作成、指導レポート、出版準備など、細かな仕事を行なっています。
人の未来を考える、作るのは非常に重責なのは理解していますが、心から楽しいと感じています。
この選手にはもっとここを指導しよう、こうやってアプローチしようなど、人に合った伝え方を選択し、どの様に言葉に変えて伝えるかを考えます。
それを準備していた様にいうのではなく、その時の感情の様な形で言わなければならない、指導者はある意味、演技力が大切になるかと思います。
どの時期に、どの人に、どのようにして伝えるか。難しいですね。
さて、昨日までお世話になった先生が毎年恒例の遠征に来ていました。
「プリンストン」を使う高校生たち。
バックカットやサムフォード、エックスカット、やっぱり面白いスタイルでした。
しかしながら、やっぱり判断が難しいし、強調するポイントでの緩急も難しい。
そんな印象でした。
夜は先生とお食事に。
行きつけの焼き鳥屋さんです。
色々なお話しをさせて頂きました。
話題は「プリンストン」。
面白いオフェンススタイルでした。
簡単なプレイを重ねて、ひとつの素晴らしい形を作る。結局はそこにパスを入れるかどうか、そこでドライブに行くのかどうか、そう行った判断が大切になって来ます。
逆に聞かれました。
先生が教えるチームは「判断能力が早い」と言われていますが、どういった練習をしているのですか、と。
私は恩師から譲り受けた考え方を大切にしていますが、そのひとつのところ。
いかにプレッシャーを掛けた練習をさせられるのか、そしてそのプレッシャーを交わす技術が必要です。
要するに「プレッシャーリリース」。
プレッシャーリリースを常に練習に入れる事、その中で判断させる練習を毎日継続的に行う事が大切かと思います。
アメリカに身体的にスピードの速さで勝つ事は難しいと思いますが、判断のスピードを上げられれば…。なんて思ったりします。
自分はチームの練習に1対0のシチュエーション練習を多く取り入れています。
その0を自分はどう考えて、どう取り組むか。
そこにプレッシャーリリースはあるのか。
色々な視点からチェックしていきます。
日頃の練習がすべて。
その練習をいかに試合と同じ様にプレッシャーをかけていけるか。
どのレベルのプレッシャーか、どこを想定してのプレッシャーか。それは選手以上に指導者の経験で決まると思う。
すべてはそこに活躍する選手への近道がある。
from Ms.
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